血圧が下がった理由

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血圧が下がった理由

健康診断結果が返ってきた

夏に受けた健康診断の結果が送られてきました。まあ、この年になるとオールAという訳にはいかず、あちこち要注意になっているのですが、今回の結果で目を見張る項目がひとつありました。それが、血圧です。なんと、2回測定の内、2回目は100を超えている部分が一桁という驚くべき値。血圧は人によってかなり違うので、それがどうしたと思われた方もいらっしゃれば、凄いじゃないのと思っていただいた方もいらっしゃると思います。私はこれまで高血圧という訳ではありませんが、ちょっとヤバいかなという高めで推移してきました。それも、若い頃からです。ここ20年ほどは、低くて120台、高いと140台で、130台を記録することが最も多いという経緯をたどってきました。それが今回100台とは、、、。今までになかったことなので、びっくりしてしまいました。

血圧が下がった原因を探る

たまたまその日が低かっただけかもしれませんが、もしかしたら、血圧を下げる原因があったのかもしれません。そこで、それを考えてみることにしました。一番、変わったのは、以前の投稿に書いたように、筋トレのやり方です。全身トレーニングから分割トレーニングに変えました。それに伴い、若干ですが、トレーニング時間が短くなりました。そこで、心肺トレーニングの内容も少し変わっています。今までは、時間が惜しいので、20分を越えたあたりで切り上げる事が多かったのですが、30分間を必ずこなすようになりました。そうすると消費カロリーが増えて、今まで200kcal消費すればいいかと考えていたものが、300kcal消費がひとつの目標になっています。時間に余裕が生まれたせいで、運動継続時間も消費カロリーもこれまでの1.5倍になったことになります。これにより、体脂肪もじわじわと減って来ています。ただ、体脂肪については、これまでも今以上に減っていた時期があるので、体脂肪の減少が血圧の低下につながっているとは考えにくいでしょう。それよりも、心肺トレーニングの時間と強度が血圧低下をもたらしているような気がしています。

トレーニング方法以外で変わった事

トレーニング方法以外の生活習慣で変わったことはないかと考えていて、ひょっとしてこれかもと思い当たるものがひとつありました。それは、赤ワインです。今までは飲酒といえば、ビールか焼酎。ワインは数か月に1度というような感じでした。しかし、ここ1年ほどは、一番よく飲んでいる酒は赤ワインになっています。赤ワインと言えば、ポリフェノール含量が多い事で知られます。このポリフェノールは、血圧を下げる効果があるというのは有名な話です。(ワインに含まれるアルコールが折角のポリフェノール血圧降下作用を邪魔しているという研究もあるようですが、、、)ともかく、この飲酒生活の変化も原因としてあり得るかもしれません。

結局、原因は不明のまま

こうして、原因と考えられることが2つ見つかった時点で、結局血圧の下がった原因は分からなくなってしまいました。これを検証するためには、どちらかを止めて、何か月かを過ごし、血圧がどう変化するかを観察する必要があります。しかし、そんな面倒なことをやったところで、本当にそれが原因かどうかが分かるとは限りません。というのも、思いついた2つのこと以外に別の原因が隠れているかもしれないからです。「血圧が下がった」は「心肺トレーニングか赤ワインか」というちょっとした原因究明も難しいことでもわかるように、私たちの健康はいろいろな要素に左右されています。体に良いと思ってやっていることが、実は別の生活習慣との関りで、効果が出ていなかったり、逆効果になったりということがあるかもしれません。なかなか、体のことは難しいものです。