太るどころか痩せた在宅ワーク
在宅ワークで通勤という運動機会が消失
コロナの影響で在宅ワークをされている方も多いと思います。そんな中、よく聞くのが、「運動不足で体重が増えてしょうがない」という声です。
通勤は、バスに乗ったり電車に乗ったりするとしても、バス停まで歩く、駅の階段を上るなど、重要な運動機会になっています。それが在宅で自宅からほとんど出ない状況になる訳ですから、通勤で生じていた消費カロリー分に関しては、食べる量を減らさないと体重が増えていくのは仕方ありません。そうは言っても、普段食べている量を変える事はなかなかできないので、どうしても在宅ワークでは太りやすいですね。
食べる量を減らさないのに体脂肪が減った
体重が増えてもそれが筋肉であったら、筋肉が付き過ぎることを気にする女性をのぞいて別に問題ではありません。むしろ、筋肉が増えるなら御の字だと思う方の方が多いでしょう。そこで、ここでは、「体重が増える」「減る」や「太る」「痩せる」などの曖昧な言い方ではなく、体脂肪率でお話していこうと思います。
在宅勤務が始まる前の3月頃の私の体脂肪率は21%でしたが、6月14日現在の体脂肪率は17%になりました。なんと在宅ワーク中に体脂肪率がどんどん低下するという現象を身を持って体験することになったのです。
最初に断っておきますが、在宅ワーク中も、仕事が終わってからのトレーニングは行っていました。ただ、これは在宅ワークに入る前も入ってからも、ほとんど運動量としては変わりません。(ジムでもトレーニングからホームトレーニングに変わったという変化はありますが)
もう一つ、在宅ワークで通勤しなくなっても、その分の運動量にあまり変化はないということも説明しておかなければなりません。実は職場までバイク通勤をしています。そのため、ドアツードアで、バイクにまたがったままなので、もともと通勤による運動量はあまりないのです。ただ、職場は、自宅のように狭い訳ではないので、ある程度歩き回りますし、在宅しているより出勤した方が消費カロリーは多いはずです。
さて、このような状態であるなら、通常は体脂肪率が若干増えることになる、もしくは良くて現状維持のはずが、体脂肪が減った原因はどこにあるのかですが、在宅ワークで大きく変えたことがあります。それは、食事の回数です。在宅ですから、必ずしも12時に昼ごはんを食べなくてもいいじゃないかと思い、かねてから実践してみたかった、「少しずつ何度も食べる」という食事方法を実践することにしたのです。
在宅でも弁当をあえて作る
朝、6時に朝食、9時半に1回目の昼食、1時に2回目の昼食、4時におやつ、7時に夕食と5回に食べる時間を分けてみました。通勤時間をカットできるので、その時間を使って2回の昼ご飯を弁当箱に入れてしまうのが、食べ過ぎを防ぐコツです。写真の弁当が9時半と1時の2回分になります。(面倒なので毎回弁当箱に入れる訳ではありませんが、、、)レトルトカレーなどを食べる場合は、半分を9時半にのころ半分を1時に食べました。温め直しと、使う食器の量が増えるのが面倒ですね。
在宅ワークの時の様な食べ方ができなくなるのが厳しい
こうした食事の方法で、体脂肪率が減っていきました。今回の在宅ワークのおかげで、食べ方の大切さがよくわかりました。在宅ワークが終了して体脂肪がまた増えてしまったという事のないように気をつけていきたいと思います。ただ、職場で自分だけ9時半に昼食を食べ始める訳にはいきません。何かいい方法はないものでしょうか。