「NHKスペシャル人体”骨”が出す!最高の若返り物質」を見て実践していること

健康情報

「NHKスペシャル人体”骨”が出す!最高の若返り物質」を見て実践していること

有酸素運動なら何でもいい訳じゃなかった

2018年1月7日の放送ですから今から半年以上前のことになります。NHKスペシャル「人体」の骨の回は驚きの連続でした。33歳の自転車選手が軽い転倒で大腿骨を骨折するのですが、その自転車選手の骨密度は80代ほどに低下していることが分かるところから番組は始まります。20代の運動選手が骨粗鬆症になったのは何故か。大きな謎が提示されます。

人間の骨は3年から5年程度で入れ替わるらしいのですが、その作り変えを担っているのが、骨を作る「骨芽細胞」と骨を壊す「破骨細胞」です。私たちの体は、自ら骨を壊しては作り直すことを常に続けていることになります。もちろん壊すのと作るのはバランスが取れていなければなりません。ところが、骨が増えすぎないようにコントロールするメッセージ物質「スクレロスチン」が出過ぎることで、骨の生成が阻害され骨粗鬆症へと進行してしまうことがあるのだそうです。そして、その原因として考えられるのは、骨にかかる衝撃の有無だというのです。骨にかかる衝撃が少ないと「スクレロスチン」が多くなり、骨芽細胞を減らして骨の生成をストップさせてしまう。これは、他人事ではなく、ディスクワークなどで骨への刺激が減った現代人に起こりがちな事のようです。先の自転車選手の例も自転車という骨への衝撃のかかりにくい運動方法だったことが原因だと分かります。

脂肪燃焼効果の高いマシンはどれか

さて、ここで少し話を変えたいと思います。また、NHKのスペシャルの話に戻りますのでしばらくご辛抱下さい。フィットネスクラブに置かれているフィットネスマシンは、ベルトの上を歩いたり走ったりする「トレッドミル(ランニングマシン)」、自転車のペダルを漕ぐ「フィットネスバイク」、足をペダルに付けて漕ぎながら腕でバーを動かす「クロストレーナー」の3つが代表的なものでしょう。速度にもよりますが、もっともカロリーを消費するのが、下半身だけではなく上半身も使うクロストレーナーです。同じカロリーを消費しようと思ったとき、クロストレーナーは動かす筋肉が多い分、カロリー消費が大きくなるので、速度や強度はトレッドミルより低めで大丈夫です。なので、クロストレーナーは楽に運動できて脂肪燃焼効果が高いマシンだと言えます。ちなみに、脂肪燃焼効果の高い順に1クロストレーナー、2トレッドミル、3フィットネスバイクとなります。逆に、同じカロリーを消費しようと考えるとしんどい順に1フィットネスバイク、2トレッドミル、3クロストレーナーということになります。

しかもクロストレーナーは、常にペダルに足を付けているので、着地の衝撃で足首や膝などに負担をかけることがないので、シニアにはまさにうってつけのトレーニングマシンです。しんどい思いをせずに、怪我の心配もない、脂肪燃焼効果の高いトレーニングにヘタレな私が飛びつかない訳がありません。私はクロストレーナーがフィットネスクラブに設置されてからは、ほとんどの有酸素運動をこれで済ませるようになっていました。

もうお気づきと思いますが、私は、この番組を見てクロストレーナーでのトレーニングに偏ることは、骨に悪影響を及ぼすのではないかと思うようになりました。今までいいトレーニングだと思っていたことが、実は危険性をはらんでいたことに気付かされたのです。

骨への衝撃は骨を丈夫にするだけではなかった

番組ではさらに骨への衝撃が骨を丈夫にするだけではないことを明らかにしていきます。骨の出すメッセージ物質が若さに関係していて、骨芽細胞が出すメッセージ物質「オステオカルシン」は、骨の中から血管を通して全身に届けられ記憶力、筋力、生殖力などを若く保つ若返り物質だということです。骨芽細胞は骨自体を若く保っているのではなく、全身を若く保っているということなのです。

体の衰えを日々感じる場面が多くなった今日この頃、若返り物質が出ると知って、無視することはできません。この番組以来、クロストレーナーとトレッドミルとの使用頻度が逆転しています。トレッドミルを使う場合は、歩くより走った方が骨への衝撃が大きいだろうと、ジョギング速度でトレーニングをしています。やはりトレーニングも偏りなくいろいろなトレーニングを行った方がいいということでしょうか。そもそも、これらのフィットネスマシンより、土やアスファルトの上を歩いたり走ったりする方が骨への衝撃は大きいはずです。たまにはフィットネスマシンに乗っかってないで、外を歩いてみろと言われているような気もします。

コメント